翼をもがれた野郎ども

翼をもがれた野郎ども

「翼をもがれた野郎ども」(つばさをもがれたやろうども)は、日本のロックバンド・Rockon Social Clubによる楽曲。2023年3月8日にデジタル配信が開始され、同年3月1日発売の1stアルバム『1988』に収録されている。作詞・作曲・編曲はすべて寺岡呼人が手がけた。

背景

本楽曲は、バンドのデビューアルバム『1988』からの配信シングル第2弾として、2023年3月8日に各音楽配信サービスでリリースされた。タイトルに込められた「翼を失った者たち」という表現は、バンドメンバー自身が長い活動休止や再出発を経験してきたこととも重なり、再生と希望をテーマとした内容となっている。

2023年7月8日放送のTOKYO FM『KURE 5-56 Presents ROCKON TIMES』第10回では、ベースの高橋和也とドラムスの青山英樹が登場し、本楽曲を紹介。高橋は「ズッシリとした8ビート」が青山とのリズム隊によって際立ったと語り、バンド内での一体感の象徴としてこの曲を挙げた。

収録曲

  1. 翼をもがれた野郎ども
    作詞・作曲・編曲:寺岡呼人

「翼をもがれた野郎ども」は、ズッシリとした8ビートのリズムを中心に据えており、重厚なドラムとベースによって骨太なグルーヴが生み出されている。楽曲のメッセージは明確で、「失ってもなお立ち上がる」という再起の意志が貫かれており、バンドメンバーの人生やキャリアに重ね合わせた解釈も可能である。

タイトルは、かつて男闘呼組が発表した「翼なき疾走」(1989年)を連想させる。両者とも“翼”を失った者の葛藤と再生を描いた内容となっており、テーマとしての繋がりを感じさせる。ただし音楽的には、「翼なき疾走」がシンセサウンドや疾走感あるJ-POPロックを基調としていたのに対し、「翼をもがれた野郎ども」はアナログなバンドアンサンブルと8ビート主体の構成で、よりロックバンド的な質感を持っている。

ライブでは、成田昭次が「翼は大事」と語ったこともあり、リスナーの間では「翼」にまつわる過去曲との対比や意味づけもなされている。

 

クレジット

※アルバム「1988」より抜粋

E Guitar: Shoji Narita, Kenichi Okamoto
Bass: Kazuya Takahashi
Keyboard: Koyo Maeda
Drums: Hideki Aoyama
Other Instruments: Yohito Teraoka

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