「Go To Hell」 は、日本のロックバンド・Rockon Social Clubによる楽曲。2023年11月17日にリリースされた2ndアルバム『Don’t Worry Baby』の4曲目に収録されており、それに先駆けて同年11月10日に配信シングルとしてリリースされた。作詞・作曲・編曲は寺岡呼人が担当している。
概要
本作は、アルバム『Don’t Worry Baby』からの先行配信シングル第3弾としてリリースされた。バンドが掲げる“直球のハードロック”路線を代表する楽曲であり、イントロから炸裂するギターリフと重厚なリズムセクションにより、駆け抜けるような疾走感と肉体的な高揚をもたらすナンバーとなっている。
冒頭には車のエンジンをかけるSEが挿入されており、これは過去に男闘呼組の代表曲「Rollin’ In The Dark」で使用されたバイクのエンジン音を想起させる演出としても注目される。ハードでヘヴィなアレンジと共に、ライブパフォーマンスにおいても観客のテンションを一気に高める楽曲として定着している。
収録曲
- Go To Hell
作詞・作曲・編曲：寺岡呼人
「Go To Hell」は、Rockon Social Clubの作品群の中でも特にアメリカンヘヴィメタルや80年代ロックの影響を色濃く反映したナンバーであり、ストレートなギターサウンドとシャウト気味のボーカルが特徴的である。
歌詞は、スリルを求める2人の男女が「地獄へのハイウェイ」を疾走するというスケールの大きいイメージで描かれ、死すら厭わない愛と衝動をロックのメタファーで表現している。「Go To Hell! 飛ばすぜMidnight」という繰り返しのフレーズが、夜の暴走、逃避行、愛と破滅の二重性を象徴する。寺岡呼人の詞世界らしい、劇的かつ映像的な歌詞構成が印象的である。
クレジット
※アルバムより抜粋
Drums: Hideki Aoyama
Bass: Kazuya Takahashi
Electric Guitar: Shoji Narita / Kenichi Okamoto / SAO